JRには旧国鉄時代に路線変更などで廃線となった古い鉄道跡があちらこちらで残っていますが、今回はその一つ福知山線の生瀬駅から武田尾駅の軌道敷を歩きました。
ここには6つものトンネルが連なり、鉄橋もあり、よこには武庫川の清流がながれるという風情のあるところです。
トンネルのなかは夏でもひんやりした空気で、コウモリも飛んでいます。鉄橋も今では歩いて渡れるので高所恐怖症のひとには少し嫌な感じをするかもというところです。
軌道敷のあとはレールは残されていませんが、枕木は今でもそのまま残されているので、決して歩きやすいとは言えない行程です。
もちろんトンネルの中は照明設備もありません。長さは長いところは418mもあり、カーブしているので、むこう側の出口の光も見えず、突入してすぐに真っ暗闇の世界。懐中電灯で足元を照らさないと歩けません。さらに枕木で歩幅は制約されてしまうので、転ばないか神経を使うところです。

さて、このようなところでどのような写真を撮るというのか。
トンネルの中は真っ暗だから・・・・
約7kmの歩きの行程なので手荷物を軽くするために三脚はもって行きませんから、暗闇での長時間露光はできません。
このような環境下で参加者は、どんな被写体を捕まえ、どんな作品にしあげているか次回の例会が楽しみです。
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Photo by MURAI

二つ目のトンネルの前での集合写真
まだ歩きは序盤ですので、参加者の皆さん元気です。


Photo by MURAI


 2017年 7月 26日(水)  国鉄福知山線廃線敷のハイキング兼撮影会 (13名参加)